映画:『天空の城ラピュタ』
最近、有名だけど観ていない作品を選んで視聴しています。
特に子供のころにテレビで見かけたけれど
真剣に鑑賞したことがない作品が中心。
ジブリ作品にあまり縁がないなと思い出し
ひとまず『天空の城ラピュタ』を選択。
かなりはじめの方で「まだ仕事?」と林原めぐみの声がしてびっくり。
エンディングで確認して間違いなかった。
親方は仕事には厳しいようだけれどいざという時には
おかみさんと一緒にパズーたちを信じ守ってくれた。
軽便鉄道の機関士も軍から逃げるのに協力してくれたし
地域の人達に見守られて育つという環境は、今では中々ないかも。
パズーがカバンから目玉焼きのせトーストを取り出すシーンは
おいしそうと印象的に残っていました。
時々真似して朝食に食べています。
私が好きなシーンはポムじいさんが出てくるところ。
石たちの声が聞けるなんて素敵。
ドーラの有名なセリフ「40秒で支度しな」がかっこいい。
肝っ玉母ちゃんとどら息子たち=マフィアの親子関係そのものだなあ。
ドーラはシータを見て「私の若いころにそっく」といい
実際、寝室の肖像画はシータによく似た姿。
シータもいつかドーラのようになるのかしら。
改めて驚いたのはパズーの性格イケメンっぷりでしょうか。
空から降りてきたシータに「ひょっとすると天使じゃないかって、心配してたんだ」。
滅びの言葉を使うことをためらうシータに
「あの言葉を教えて。僕も一緒に言う」と頼むのもすごい。
責任とるよって、行動で示しているのだからかっこいい。
飛行機をはじめ出てくるメカが独創的で
どうすればこんな発想が出てくるのかなあと感心しました。
ロボット兵は怖いイメージがあったのですが
悲しい存在なんだと印象が変わりました。
今でもラピュタが上空に飛んでいるのかもと考えるとワクワクしますね。
行ってみたいけれど、見つからないのが一番いいんだろうなあ。