映画:『トータル・リコール』

タイトルを見て懐かしいなと鑑賞。

 ネタバレ注意です。

 

子供のころよくテレビで放送されていた思い出。

シュワルツェネッガーの顔面が割れるシーンが印象にあったのですが

割れるのは変装していた婦人の仮面の方でした。

記憶っていい加減だ。

 

若いシュワルツェネッガー演じるクエイドが

現場作業員というのがまず違和感。

もっとエリートっぽい職業の方が似合いそう。

 

そして妻のローリーを演じるシャロン・ストーンが美しくかっこいい。

悪女でも美人は得だなあと思ったり。

 

 

冒頭はクエイドが見る火星の夢。

高所から転落し、宇宙服が破損して顔面が破裂します。

当時は全力で作ったのでしょうが

今見るとギャグシーン?と思える出来です。

 

火星行きを夢見るクエイドと、反対する妻。

実際の旅行は無理でも

火星旅行の記憶だけを求めてクエイドはリコール社へ。

実際に行ったような記憶を植え付けてくれる会社らしいのです。

 

しかし処置中に事故が起きて無理やり帰されてしまうクエイド。

そこで気になったのが、研究員が呟いた「火星の青い空」という言葉。

本作での火星の空は赤いのです。

 

 

そして身の回りに異変が起き始める。

職場の先輩や妻から命を狙われ、逃げ回り

そこで自分の真実の姿を知るのです。

なんと火星で活躍する諜報員だと。

 

そこであれ?って思うんですよね。

リコール社でスパイのオプションもありますよ、なんて言われてたこと。

で、これは夢なんじゃあ?と思いながら観るのですがよくわからない。

 

火星へ行って、夢の中の女性に会ったり

なんやかんやあるのですが、そこで妻とが再び登場。

連れだった医者がこれは夢だから、覚めないと危ないと警告するんですね。

で、やっぱり夢だったのかと思ったらダグラスは医者を殺してしまう。

 

夢じゃなくて罠?現実なのかな?なんて思いながらも

またもなんやかんやで火星を救ってハッピーエンドなわけです。

 

そしてバックの空が青いんですよね。

で、やっぱり夢じゃん!と思うのですが結局種明かしはないまま。

結局どっちだったのか気になる!

 

そこは置いておいて

他の箇所もどんでん返しがたくさんあっておもしろかったです。

特にドライバーと、反乱分子のリーダーの正体は驚きました。

 

夢の中の理想の女性というモチーフと、夢と現実が曖昧という点が

未来世紀ブラジル』とかぶるなあと思ったり。

時代的に流行っていたモチーフなのかな。