映画:『風の谷のナウシカ』

そういえば観ていなかったシリーズとして

風の谷のナウシカ』を観ました。

 

腐海とか王蟲とか巨神兵とかは

ネットでもよく見かける単語なので

何となく知っていたのですが

きちんと視聴するのは初めてです。

 

まずナウシカが完璧な女性なのです。

かわいくて、優しく、聡明で、勇ましく、清廉。

こんな姫様なら全力でついて行く。

 

彼女の地下室もすごい。

どうして腐海の植物は瘴気を放つのかを調べ

綺麗な土と水なら危険性がないものなのだと突き止めるのです。

研究者の鏡ですよね。

 

腐海の森は汚れた水や土を清浄にするためにあるんですね。

王蟲はその森を守るため存在する。

でも人間はそれを知らないので悪いものだと考える。

 

森を知り、王蟲を知り、考えることができるナウシカだから

真相にたどり着いたわけです。

 

対する軍事国は腐海のことを知ろうともしない。

悪いものだから焼き払えばいいと考える。

 

私が好きな七つの習慣という本に

効率と効果という考えかたがあって

軍事国は効率を

ナウシカは効果を考えて行動することが対照的だなあと思いました。

 

ナウシカの強さは相手を知ろうとすることにあるのだと思います。