映画:『バンブルビー』

トランスフォーマーの外伝です。

映画版の本編は観たことがないのですが

子供のころにTV放送されていたアニメは少し覚えています。

コンボイがかっこよかった記憶。

 

ネタバレありです。

 

 

本作の主人公はB-127。

任務を帯びて地球に来たのはいいけれど、記憶を失ってしまいます。

そして出会った少女、チャーリーににバンブルビーと呼ばれます。

マルハナバチのことで、略してビー。

 

声帯を壊されてしまい話せないため

主に仕草から感情を推測するしかないのですが、その動きや表情がかわいい。

ちょっと犬っぽいかな。

後にはラジオを使って意思を伝えることができるようになります。

 

チャーリーは父親を亡くし

さっさと次の相手を見つけた母親に馴染めずにいます。

得意だった飛込競技も止めてしまって、1人車の修理にだけ精を出す日々。

車は父親との思い出で、直せたら天国の父にエンジン音が届くのではと健気です。

 

近所に住むメモはチャーリーに好意を寄せていて、彼女に声をかけようとしたところ

偶然バンブルビーを見てしまい、巻き込まれます。

彼は自称「オタクじゃない」、いいやつなんです。

 

最終的にバンブルビーは記憶を取り戻し、敵を退けます

チャーリーはバンブルビーを助けるため再び水に飛込み

後に車の修理に成功します。

メモともいい感じ。

 

険悪になっていた家族仲も戻りハッピーエンド。

そもそも、チャーリーが心を閉ざしていただけで

家族はいつもチャーリーのことを心配していたのでした。

 

特に新しい父親は最初からかなりチャーリーに歩み寄っていますもんね。

「娘を助けるためだ」というセリフはかっこいいね。

むしろ母親がちゃんと向き合っていなかったことが問題かと。

 

悪役、でもちょっとだけいい人の軍人さんは

そもそも仕事を全うしているだけでまともな人なので

もうちょっと報われて欲しかった。

最初に仲間を殺されているんだから、まああんな反応になりますよね。

 

 

冒頭のサイバトロン星は戦闘シーンがかっこいいし

バンブルビーもチャーリーも、ついでにメモもかわいらしいし

話もわかりやすいし楽しく観れました。