映画:『メリー・ポピンズ』『メリー・ポピンズ・リターンズ』

続けて観ました。

映画の製作は50年以上の開きがありますが、作中では25年の経過です。

 

 

メリー・ポピンズ』の主演はジュリー・アンドリュース

どこかで見た名前だと思ったら

舞台版『マイ・フェア・レディ』のイライザなんですね!

オードリー・ヘップバーンの伝記を読んだ時に出てきたのでした。

 

ジュリーは歌がとても上手でオードリーは比べられて

大変だったようですが、それも納得のきれいな高音!

淑女のオードリーは最高に美しいのですが

花売りのシーンはジュリーの方が似合っただろうなあ。

 

子供の頃にあんな体験ができたら幸せ!

私も絵の中に入ったり、天井でお茶会をしたりしたいです。

私にもメリーか、せめてお砂糖ひとさじがあったらなあ。

 

そしてCGや実写とアニメの合成シーンがすごい。

もちろん現在ならもっと凄いものが簡単に作れるはずです。

それでも当時あの発想があって

それを実行したということにひたすら感心します。

 

幼稚園に入る前ぐらいにテレビでやっていたのですが

ほとんど覚えていなくて

それでも楽しく、幸せで、暖かい印象だけは残っていたんです。

また観られて嬉しいです。

 

 

メリー・ポピンズ・リターンズ』は2018年の作品なので

当然CGの技術が大幅に向上しているはずなのですが

前作との統一感を出すためか

あえてチープな作りなのが好感を持てます。

 

子供だったマイケルとジェーンは

順調にお父さん、お母さんに似たのですね。 

そして株券は多分あれだよ!ってずっと思っていたら

やっぱりあれでしたね。

 

 

そしてオマージュ的なシーンが多かったので

続けて観たことで楽しさが倍増でした。

 

空から突然家にやってきたメリー・ポピンズ

火曜はお休み。

自分が大好きで、魔法のことになると誤魔化すところも相変わらず。

ペンギンのウエイターも再登場したのがうれしい。

 

煙突掃除屋のバートのポジションは

ガス灯点灯夫のジャックにバトンタッチ。

どちらもコックニー訛りなんですよね。

クイーンズ・イングリッシュのバンクス家とは対照的

 

凧、鳩の餌代のペンス、義足の男など

前作からの伏線?もしっかり回収されてスッキリです。

そしてビッグ・ベンが遅れていることがあんなに重要だったなんて。

 

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス

が出てこなかったことだけが残念。

続編があればまた観たいなあ。