映画:『パディントン』
英国へ旅行を予定しているので
英国にに関する映画をと選びました。
パディントンは名前は知っているけれど
内容は知りませんでした。
そもそもぬいぐるみだと思っていたのに
まさかのリアル熊にびっくり。
まずはペルーでの生活。
冒険家から教わった、人間の暮らしをしている熊。
パディントンが知っているロンドンは昔のロンドン。
いつも紳士的に、まずはお天気の話を……
現在のロンドンは皆が忙しくて熊のことなんか目に入らない。
不安になるパディントンですが、ブラウン家に助けてもらいます。
人間の家に住んだことがないパディントンは
初めて見るものの使い方がわからない。
歯ブラシで耳アカを取る。
初めて人間のお風呂に入って水浸し。
さらにはパディントンを狙う変な女が侵入して火事にと
ろくなことがないブラウン家。
家に熊がいることでリスクが4000%も上がるんですって。
本当だね!
地理学者協会の建物がスチームパンク的で素敵だった。
やっぱり管理社会の象徴はダクトなのね!
あと警備員を演じるサイモン・ファーナビーが
アンジャッシュの渡部にしか見えない。
顔ではなく表情の作り方が似てる気がする。
そして女の趣味が良すぎ。
ミリセントを演じるのはニコール・キッドマン。
ゴージャスな悪役ですね。
彼女の勤め先である自然史博物館には
ぜひ行きたいって思いました。
最後は家族っていいねって話。
素敵なマーマーレード・デイをみんなで過ごせてよかった。
ところでカリー=イーグル=バリーさんにも
何か幸せなエピソードを作って欲しかったなあ。
長女ジュディ役のマデリン・ハリスは横顔が美人。
そしてバード夫人が強い!
ブラウン一家も近隣の人もみんな個性的でおもしろ。
普通の街角もイギリスらしさがたっぷりで
おもしろい上に旅行の予習にもなる映画でした。