映画:『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 』
『ハン・ソロ』を観ました。
映画公開当時、評判があまりよくない印象で観に行かなかったんですよね。
思っていたよりは楽しく観れました。
もしスター・ウォーズ・シリーズではなく、近未来SFとして
先入観なしに観たら、とてもおもしろいと評価したと思います。
ハンのファミリーネームがソロである理由が分かったのはよかったです。
でも、ハンはずっと同じことをやって、同じ失敗をして
結局成長していないのが残念です。
おなじみ「嫌な予感がする」があったのはうれしい。
ハンとチューイの出会い、ランド・カルジリアンとのファルコンを賭けた勝負
ケッセル・ランを12パーセクのエピソードの回収もよかった。
何故SFとしてはおもしろいのに、スターウォーズとしてモヤモヤするのか
考えてみました。
まず、ハンが住む星の描写が少ない、かつ景色が地球の近未来SFにありがちな雰囲気。
見知らぬ辺境の星というスター・ウォーズならではのワクワク感がない。
そしてハンとヒロイン、キーラとの関係がよく分からない。
仲がよいのはわかるけれど、そこまで信頼できる相手かどうかが観客に伝わらない。
この辺りが問題かなあと思いました。
それでもランドの相棒ドロイド、L3は新しいおもしろさがあって
また出てきて欲しいなと思う魅力的なキャラクターです。
彼女とC3POが出会ったらどんな会話をするか知りたいな。
キーラ役のエミリア・クラークは美人でもあるけれど、それよりとてもかわいい!
見覚えがあると思ったらゲーム・オブ・スローンズのデナーリス役で
確かに表情が同じだ!と髪色で印象が違って驚きました。
あとラスト盗賊団としてちらっと映った役者、ワーウィック・デイヴィス 。
もしかしてと思って調べたら、やっぱりイウォークの中の人を演じていた俳優でした。
他のスター・ウォーズ作品でも見かけたような。