映画:『ブレードランナー』
有名すぎてとうに観たと思っていたのに、未視聴でした。
主人公デッカードを演じるハリソン・フォードってハンサムですよねえ。
子供の頃には分からなかったのですが。
今風にイケメンっていうとちょっとニュアンスが違うかな。
この時代のSF作品は出てくる道具が高性能なのにアナログな作りなのがツボ。
写真(データではなく)を音声操作で拡大する機械の画面がブラウン管だとか。
シリアルナンバーはミクロサイズで刻印されているとか。
空を飛んでも車は車の見た目をしているのだなあ。
見た目は香港のようなのにやたらと現れる日本語もおもしろい。
ゴルフ"月"品とか妙な誤字も。
あとやたらプッシュされている強力わかもとは実存していたのにびっくり。
人間と同じ見た目で、感情があり、長く生きたいと願う生物は
もう人間なんだと思うのですが。
作中でも「我思う、ゆえに我あり」のセリフがありますが
人とそうでないものを分けるのって何だろう。
例えばDNA的には人間なんだけど、一切思考をしない生命体は
それでも人間なんだろうか。
チャットで会話していた相手が本当に生きた人間なのか
人工知能かなんてそのうち分からない時代がきたら
人間の定義は変わるのかなあ。
それとも物質として人間の構成要素がないとダメなんだろうか。
見た目が人間ではなくても人と同じ感情がある(ように)見えるものは
人間に近いものとして扱うべきなのではなんて考えるのは
難しいながら興味深いテーマです。
脱走したレプリカントの数が合わないとか
違和感がある箇所はWikipediaで解説されていました。
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