映画:『ミッション:インポッシブル』

先日『マトリックス』と間違えていた『ミッション:インポッシブル』を観ました。

観なくても知っているのはあのテーマソング。

それから宙吊りのシーン。

 

 

主人公の口座に謎の大金が振り込まれていて疑われるシーンは

『交渉人』を思い出しました。

 

あと吸盤?で壁を登るシーンを観て納得。

パディントン』の煙突を掃除機で登るシーンはこれだったのか。

ニコール・キッドマンの宙吊りシーンはすぐ分かったけど

こっちは知らなかったから、何のパロディだろ?って気になっていたのです。

 

思いがけずロンドンも出てきたのでうれしい。

電話をかけたのはリバプール駅なんですね。

 

裏切り者は一人はすぐ分かりましたが、そっちもか!ってなりました。

 

しかし今回のスパイは美男美女が多いですね。

顔採用?

顔がいい方が色々便利そうですが、変装できるんだったら

イケメンにも美女にもなり放題だしなあ。

 

 

娯楽映画なので、どうせ主人公が勝つんでしょ?と思いながらも

ハラハラするシーンが多く、観ていて飽きませんでした。

 

 

 

 

書籍:『英国で一番美しい村々・コッツウォルズ』

大分昔に購入した本です。

次の英国旅行で立ち寄る予定の村だけつまみ読み。

 

写真を眺めているだけでもきれいだし

英国愛溢れる文章も楽しくて好きな本です。

 

Webで旅行記などを読んでから出版された書籍を手に取ると

やはりプロの作った本というのは、まとまって読みやすいなあと思います。

Webには即時性や、ニッチな情報強いというアドバンテージがあるので

どちらも続いてほしいメディアであります。

 

いつかこの本で知った他の村も訪れてみたいです。

 

 

 

映画『シャーロック・ホームズ』『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』

イギリスを知ろう計画中なので

推理小説マニアとしては外せない

シャーロック・ホームズ』を観ました。

 

といっても原作のホームズも

『パスカヴィル家の犬』と短編を数作読んだけ。

推理物というよりは、探偵が主人公の冒険譚というイメージです。

 

ホームズを題材にした映像作品はたくさんありますが

今回観たのはロバート・J・ダウニーが主演のもの。

ワトソン役のジュード・ロウ

特にワトソンらしくていいなと思いました。

 

肉体派ホームズの冒険活劇物といった仕上がりになっています。

 

シャーロック・ホームズ』の方は超常現象的な事件がたくさん起きるのですが

最後にきちんと推理を披露して、見事に証明。

きちんと伏線をはり、証拠を提示しているので

とても気持ちいい!

 

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』は

モリアティー教授との対決です。

 

アイリーン・アドラーはメイクが薄い方が美人だなあとか

ホームズのお兄さんがやばいとかそんな感じ。

ワトソン大活躍です。

 

ワトソンの奥さんもいいよね。

ホームズがワトソンに執着しすぎなのがおかしかったです。

でもワトソンも放って置けないんだから

片思いでなくて良かったね!

 

目的はヴィクトリア朝時代のイギリスの文化、景色を知ること。

治安が悪そうだなとか、衣装やインテリアが好みだとか

そんなことを思いながら観ていました。

特に2の冒頭のサヴォイが豪奢で素敵でした。 

 

映画:『ビッグ・フィッシュ』

大好きな映画を再視聴。

ユアン・マクレガーが、夢見がちだけれど実行力のある青年エドワードを好演。

この作品で彼のファンになりました。

 

特に好きなのがスペクター(幻)の町の幻想的なシーン。

夢より夢のような美しい場面です。

 

初見はエドワードばかりに気を取られていましたが

奥さんも、息子の奥さんも素敵。

よい伴侶はやはり結婚指輪で釣らないとね。

 

ティム・バートン監督の作品なので

馴染みの俳優がたくさん出てきますね。

ヘレナ・ボナム=カーターは美人なのに、また怪しい役。

 

ディープ・ロイは『チャーリーとチョコレート工場』の

ウンパルンパで知ったのですが

あの独特の声は加工していなかったんだ!と驚きました。

そして今、『スター・ウォーズ6』に出ていたことを知ったので、探そう。

 

 

ホラばかり吹いているようなお父さんですが

「本当のこともあるのよ」というお母さんのセリフが真実なのでしょう。

 

私の父もよく嘘か本当か分からないことばかり言う人だったので

父親というのはホラを吹くのが当たり前と思っていました。

なので息子が一所懸命怒っているのがおもしろかった。

 

私の父が、山で大きな水晶を見つけたはなしをしていたのですが

子どもの頃は嘘だと思っていたんですよね。

山なんてない町で育っているので

水晶は高価で売られているものばかりと思っていたので。

 

その後鉱物に興味を持つようになり

父が生まれ育ったのが鉱山町であったこと

山の洞窟の中にあったということ等から、本当の話だと気づきました。

父は他界した後だったので、本当のことだったんだねと言えないのが残念。

 

そんなわけで、信じられないようなことも

本当のことの場合があるというのが体感としてあるので

お父さんの話も信じたいなあと思うのです。

 

何より、嘘の方が真実よりもロマンティックですし。

 

 

 

 

書籍:『お茶しませんか?英国で―ザ・ナショナル・トラストガーデン&紅茶の旅』

ナショナルトラスト運動で保護されている施設を中心とした

ティールームとティータイムに関する本です。

 

英国といえば、私にとっては絵本の国。

ピーター・ラビットの作者が暮らしたヒルトップ・コテージや

クマのプーさんが住んでいるはずの100エーカーの森の話は興味深く読みました。

 

リッツホテルのスペシャル・ティーとして

トワイニングアールグレイダージリンのティバッグを使うと載っていて

これならすぐに真似できるのでやってみようと思います。

 

2001年出版の本なのでレディグレイが日本未上陸の記述になっていますね。

今では気軽に手に入るので、祖母が気に入っているようです。

 

他にも行ってみたい素敵な場所がたくさん載っていますが

短期のツアー旅行とは無縁な場所なので、いつかと心に留めておきました。

 

 

 

 

映画:『パディントン』

英国へ旅行を予定しているので

英国にに関する映画をと選びました。

 

パディントンは名前は知っているけれど

内容は知りませんでした。

そもそもぬいぐるみだと思っていたのに

まさかのリアル熊にびっくり。

 

 

まずはペルーでの生活。

冒険家から教わった、人間の暮らしをしている熊。

ピタゴラマーマレード・作成・スイッチが楽しい!

 

パディントンが知っているロンドンは昔のロンドン。

いつも紳士的に、まずはお天気の話を……

現在のロンドンは皆が忙しくて熊のことなんか目に入らない。

不安になるパディントンですが、ブラウン家に助けてもらいます。

 

人間の家に住んだことがないパディントン

初めて見るものの使い方がわからない。

歯ブラシで耳アカを取る。

初めて人間のお風呂に入って水浸し。

 

さらにはパディントンを狙う変な女が侵入して火事にと

ろくなことがないブラウン家。

家に熊がいることでリスクが4000%も上がるんですって。

本当だね!

 

 地理学者協会の建物がスチームパンク的で素敵だった。

やっぱり管理社会の象徴はダクトなのね!

 

あと警備員を演じるサイモン・ファーナビー

アンジャッシュの渡部にしか見えない。

顔ではなく表情の作り方が似てる気がする。

そして女の趣味が良すぎ。

 

ミリセントを演じるのはニコール・キッドマン

ゴージャスな悪役ですね。

彼女の勤め先である自然史博物館には

ぜひ行きたいって思いました。

 

最後は家族っていいねって話。

素敵なマーマーレード・デイをみんなで過ごせてよかった。

 

ところでカリー=イーグル=バリーさんにも

何か幸せなエピソードを作って欲しかったなあ。

 

長女ジュディ役のマデリン・ハリスは横顔が美人。 

そしてバード夫人が強い! 

ブラウン一家も近隣の人もみんな個性的でおもしろ。

 

 

普通の街角もイギリスらしさがたっぷりで

おもしろい上に旅行の予習にもなる映画でした。

 

 

 
 

映画:『未来世紀ブラジル』

トータル・リコール』の前に観たのですが

感想を書くのを忘れていました。

 

未来世紀ブラジル』はね、学生の頃

近所のレンタルショップで借りようとしたんですよ。

でも何故かいつも貸し出し中で、私にとっては幻の作品でした。

 

今敏の『パプリカ』を観て、世界観が似ているのではと思い出して視聴。

思った以上に『パプリカ』な世界観でした。

 

まず主人公サムが見る夢がおかしい。

甲冑に羽が生えていて飛んでいるし。

サムライ出てくるし。

 

それから出てくる人物がみんなおかしい。

強迫観念的というかちょっとずつ狂っている。

整形マニアの母とその友人が特に怖い。

 

そして世界もおかしい。

超管理社会なのにアナログな未来。

政府の権力は強く暴力的なのに、役所主義的な書類至上主義。

そして執拗なまでのダクト推し。

 

ダクトを非合法に修理するタトルが

何故反政府主義のテロリストなのかと思っていたら

ダクト=政府のメタファーなのですね。

作品の冒頭もダクトのCMで始まるし。

 

しかしロバート・デ・ニーロを贅沢な使い方するなあ。

変な人物ばかりの今作では彼が演じるタトルが

唯一まともで頼もしい。

 

サムの夢に出てくる美女を現実に見つけるところから

物語は動き出します。

だんだん夢と現実の境目が曖昧になってくる様子は

今敏が参考にしたんだろうなあという印象。

 

これを観たからには『1984』を読まないとなあ。