映画:『ビッグ・フィッシュ』

大好きな映画を再視聴。

ユアン・マクレガーが、夢見がちだけれど実行力のある青年エドワードを好演。

この作品で彼のファンになりました。

 

特に好きなのがスペクター(幻)の町の幻想的なシーン。

夢より夢のような美しい場面です。

 

初見はエドワードばかりに気を取られていましたが

奥さんも、息子の奥さんも素敵。

よい伴侶はやはり結婚指輪で釣らないとね。

 

ティム・バートン監督の作品なので

馴染みの俳優がたくさん出てきますね。

ヘレナ・ボナム=カーターは美人なのに、また怪しい役。

 

ディープ・ロイは『チャーリーとチョコレート工場』の

ウンパルンパで知ったのですが

あの独特の声は加工していなかったんだ!と驚きました。

そして今、『スター・ウォーズ6』に出ていたことを知ったので、探そう。

 

 

ホラばかり吹いているようなお父さんですが

「本当のこともあるのよ」というお母さんのセリフが真実なのでしょう。

 

私の父もよく嘘か本当か分からないことばかり言う人だったので

父親というのはホラを吹くのが当たり前と思っていました。

なので息子が一所懸命怒っているのがおもしろかった。

 

私の父が、山で大きな水晶を見つけたはなしをしていたのですが

子どもの頃は嘘だと思っていたんですよね。

山なんてない町で育っているので

水晶は高価で売られているものばかりと思っていたので。

 

その後鉱物に興味を持つようになり

父が生まれ育ったのが鉱山町であったこと

山の洞窟の中にあったということ等から、本当の話だと気づきました。

父は他界した後だったので、本当のことだったんだねと言えないのが残念。

 

そんなわけで、信じられないようなことも

本当のことの場合があるというのが体感としてあるので

お父さんの話も信じたいなあと思うのです。

 

何より、嘘の方が真実よりもロマンティックですし。