書籍:『 阪急 英国フェアの舞台裏』

毎年楽しみにしている阪急梅田店の英国フェア。

そのバイヤーが記す舞台裏です。

 

私の記憶では2000年から必ず立ち寄っているので

フェアとも20年近くの付き合い!

作者は2003年から担当しているそうです。

 

本に書かれているのは2013年までのこと。

コッツウォルズにあるベティーズという喫茶店

参加を断られた話が書かれているのですが

2014年に出展が叶ったと知り、その苦労も語られていたので感動です。

 

英国といっても旅行で簡単に行ける範囲は限定されます。

イングランドはメインとして、スコットランドもまあ行きやすいですが

アイルランドウェールズとなると中々行く機会がありません。

もちろんイングランドでも端の方は、時間をかけてまで行くかも問題です。

 

それが、英国フェアなら会社帰りに寄れてしまう。

英国で買った方が安い、場合によってはおいしいとはいえ

この手軽さは時間や旅費のコストを考えるとお得すぎます。

そんなわけで、とても楽しみにしているのです。

 

 

次に予定している英国旅行で、本書に書かれた店に行くのは難しいと思いますが

いつか行ってみたいなあ。

 

グラスミア・ジンジャーブレッドと

バースのサリーランズはもしかしたら寄れるかも?

 

イギリスの食事はまずいとの噂ですが

少なくともスコットランドはおいしいとのこと。

 

一時ハロッズの取り扱いがあって、そのあと消えてまた復活した謎は

大阪に三越があった時期と関係しているようで、納得しました。

英国産小麦粉と日本の水の相性がいいというのも驚きの情報。

 

旅行者としてではなく、商売の目線がとてもおもしろい本でした。